Orchestra of the State Hermitage - エルミタージュ美術館オーケストラ

エルミタージュ美術館オーケストラ
- Orchestra of the State Hermitage
「何というオーケストラだろう!アンサンブルとイントネーションの完璧さ。高度な技術と信念に貫かれた演奏と指揮は、ムラヴィンスキーの素晴らしい時代を彷彿とさせる。美しく洗練された演奏は、エルミタージュ美術館オーケストラが世界でもっともすばらしい室内楽団であると主張するかのように圧倒する。」(Development in Tune 1995年 2月)
エルミタージュ美術館オーケストラは、1994年以降、世界三大美術館の一つとされるロシアのエルミタージュ美術館の公式オーケストラとして日本では「エルミタージュの緞帳」(NHK出版)のなかで「幻の劇場」と紹介されているエルミタージュ劇場やエルミタージュ美術館内の美術価値をもつ様々なホールで演奏しています。
彼らの演奏するチャイコフスキー、プロコフィエフ、ボロディンは、作曲家の真の意図を表していると高く評価をされています。このオーケストラのことを 故イェフディ・メニューイン(世界的なヴァイオリニストであり指揮者)は、「このオーケストラの演奏は、人間的な心を本能的に表現する感情があり、それはどのような指揮者をも満足させるものだ。」と絶賛しています。
また、エルミタージュ美術館オーケストラは、以下のような名声ある国際的な音楽祭に参加しています。
*プエルト・リコのカザルス・フェスティバル
*フランス・カンヌ音楽祭
*スウェーデン・ストックホルム国際音楽祭
*フランス・ペルピニャン・地中海国際音楽祭
エルミタージュ美術館オーケストラは、サンクト・ペテルブルク音楽院(リムスキー=コルサコフ、グラズノフらが教鞭を取り、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ハイフェッツなどを輩出したロシア最古の音楽院)の内部に設立され、その後その実力が認められ世界三大美術館の一つであるエルミタージュ美術館へ本拠地を移しました。ロシア国民芸術家サリウス・ゾンデツキが音楽監督の地位にあります。
このオーケストラのレパートリーは、バッハ、ヴィヴァルディ、ハイドン、モーツァルトなどのコンチェルトに始まり、ウィーン古典派、ロマン派の交響曲、ロシア人作曲家による作品や現代曲など、多岐にわたります。演奏旅行歴も幅広く、この6年間の間にスペイン、ドイツ、スイス、スウェーデン、フランス、イタリア、オランダ、オーストリア、フィンランド、そしてアメリカの主要都市において行なった演奏会がいずれも大成功を収めています。1995年には日本で演奏旅行をおこない、東京では紀尾井ホール、大阪ではシンフォニーホールほか好評を博しました。1997年より佐賀県で開催される「さが国際音楽祭」にて5年間の長期にわたりレジデンスオーケストラをつとめ、1998年11月には、(財)民主音楽協会の招聘により、日本全国ツアーを行ないました。2001年6月には国立エルミタージュ美術館を会場として、国際音楽文化プロジェクト≪チューバ・ミルム≫を開催しました。(ロシア連邦文化省・サンクト・ペテルブルク市・エルミタージュ美術館共催)ヨーロッパ各国から集まった演奏団体各々の演奏会や、メイン会場であるペンデレツキ作曲≪セブンスゲート≫、またベートーヴェン作曲交響曲第9番をドイツ、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、スウェーデン、イスラエルなどから集まった合唱、オーケストラとともに演奏しました。この演奏会はロシア革命以来閉ざされていたエルミタージュ美術館正門の扉を開くことで、新生ロシアを世界に示すという歴史的な演奏会としてヨーロッパ各国で報道されました。
エルミタージュ美術館オーケストラはソニークラシカルからCDがリリースされています。チャイコフスキーとアレンスキーが作曲した弦楽オーケストラのための作品、ショスタコーヴィチ、ハイドン、ヒンデミットの作品(In Memorium)他、以下の3枚のCDです。(「Remembrances about Florencia」「Music to film and theatre performance HAMLET」およびグリンカの作品集)またリトアニア・チェンバーオーケストラとエルミタージュ美術館オーケストラは合同でショスタコーヴィチの交響曲13番「バービヤール」(サリウス・ゾンデツキ指揮)をソニークラシカルによって録音を終了しました。エルミタージュ美術館オーケストラは今までにイェフディ・メニューイン、ワレリー・ゲルギエフ、セルゲイ・シュテゥーダー、ウラディミール・クライネフ、マルク・ドブリンスキー、ニコライ・ゲッダ、バーバラ・ボニーなどと共演しました。
"1989年に設立され、エルミタージュ美術館の公式オーケストラである「エルミタージュ美術館オーケストラ」は、現在、ヨーロッパで最も素晴らしいチェンバーオーケストラのひとつである。優美なテクニックと情熱的な音楽性との見事なバランスによって表現される彼らの個性は、ソニークラシカルとの録音の開始にとてもふさわしい。"「アラン・リッチ 1995年1月30日」
音楽監督:サリウス・ソンデツキス
首席客演指揮者:藤野栄介
客演指揮者:ゲオルグ・チチナゼ
→ Orchestra of the State Hermitage
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